Virtuos社がロシアのコンセプトアートスタジオを買収

2010年1月13日:上海
Virtuos社は、ロシアのアート関連会社であるGRAFIT社のコンセプトアートスタジオを買収したと発表しました。

Virtuos acquires Russian concept art studio.jpg

ロシアのヴォロネジを本拠地とするGRAFITは、ビデオゲームのコンセプトアート制作の専門家を輩出しており、ロシアのみならずヨーロッパで高い評価を得ています。今回の買収に伴い、GRAFITから2人の主要メンバーがVirtuos社本体に異動することとなりました。コンセプトアートディレクターのRoman Tulinov氏とVictor (“Hamsterfly”)  Titov氏 が上海のVirtuos社の多国籍アートチームに加わります。更にVirtuos社は、GRAFITが現在保有しているロシア、ヨーロッパ、アジアのアーティストネットワークも活用していきます。

Virtuos社のアートディレクターであるAndrey Supryaga氏は下記のようにコメントしています。「今まで、クライアントからコンセプトアートの需要が数多くありました。例えば、共同開発もしくは開発受託しているゲームタイトルのレベルやキャラクターについての要望です。しかしながら、本当に優秀なコンセプトアートチームを構築するまでは、このサービスを提供するのを控えていたのです。このチームは継続的にすばらしい実績をあげておりますので、彼らとパートナーとなって、正式なVirtuos社のコンセプトアートスタジオをスタートすることができ、大変嬉しく思っています。」

Roman Tulinov氏は「GRAFIT在籍時にも私は、Andrey氏と5年以上に渡り、多くのプロジェクトでVirtuos社のアートチームに協力してきました。Virtuos社に加わることによって、さらに、幅広いクライアントや多くのプロジェクトに対して、我々のクリエイティブな構想をお届けすることが出来ると思います。その時をとても楽しみにしています。」と語っています。

ルーカスアーツ、UBIソフト、エレクトロニックアーツ、そしてジンガなどのメジャーなスタジオも、既にVirtuos社のコンセプトアートのクライアントです。

ここ数年、ゲーム開発の過程で、「コンセプトアート」がその進行を滞らせる原因となることが度々ありました。ゲームメーカーにとって、作業チーム(オフショア)と基幹チーム(オンショア)の間の開発パイプラインを円滑に進めるのに十分なコンセプトアートを用意することが課題となってきました。

「Virtuos社のアート制作のインフラと、GRAFITのコンセプトアートの技術が一体となれば、私たちはより包括的なアートソリューションを提供できるでしょう。将来、この才能あるチームが、多くのゲームや映画のクリエイティブなコンセプトアートを提供していくことと期待しています。」とVirtuos社のCEOであるGilles Langourieux氏はコメントしています。

【Virtuos社について】
中国上海に本社を置き、共同開発のエキスパートとして3Dアートを始めとするデジタルエンターテインメントを、世界各国に供給するグローバルなリーディングカンパニー。Virtuos社のマネジメントチームには10を超える国籍の多彩なゲーム業界経験者が活躍しています。2004年の設立から現在までに、Virtuos 社は世界各国のゲームパブリッシャーのトップ20内の15社との開発業務提携を行っております。


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